【上海株安、人民元安、この後者に対し米財務省より「憂慮」という声明がでてきました。週末とされる為替報告書の発表を控え、豪ドルに売りと判断しています】

先週末に、景気浮揚効果を狙い預金準備率を引き下げた中国人民銀行ですが、「緩和効果もなく」上海株は前日比で-3.72%。

USDCNH(米ドル/人民元)でも人民元安が再び静かに進行しています。

欧州では、予算案の先行き懸念からイタリア国債が売られ、10年国債では3.61%と実に2014年1月以来の水準まで上昇

為替市場では当面ユーロを積極的に買えない状態が継続することになります。

米国市場はコロンブス・デーで休場だったわけですが、上述の人民元に動きに、米財務省のスポークスマンから

「米国は人民元の下落に憂慮しており、この先の動向も注視する」

との声明を発表しています。

今週の動画のなかでも触れましたが、年に2回の為替報告書、その2回目の発表の目途とされるのが10/15ですから、今週末辺りが発表のXデーと予定されます

初の「為替操作国」認定へ向け、ややきな臭い声明であったような気がします。

■トレードポイント

TwinCloud30分では、AUDUSDの価格が短期線上限を上回り売りと告げられています。

上述の背景もあり、AUDUSDを売っています。

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●AUDUSD☆☆☆

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●EURUSDその1☆☆☆

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