おはようございます。
10日の海外市場では、広範にドル売りが進み、AUDドルなどの資源国通貨やユーロドルが上昇。
まずECB金融政策決定会合では、政策金利は据え置き。
スペインが行った3年物新発国債入札も無事終了。
注目のトリシェ総裁の声明では、「ユーロは非常に信頼できる通貨」と発言。
このコメント自体は、当たり前の発言ではあるのですが、この発言をきっかけにHF(ヘッジファンド)勢中心にユーロの買戻が相次ぎ、ユーロドルは1.2040から1.2142まで上昇。
欧州のリアルマネー系は断続的にユーロ売りを持ち込んでいるところに、HFなどの短期プレイヤーがユーロの買戻しを急いでいるといったところ。
ユーロに関しての見方は変わっていませんが、昨日のRBNZの利上げ開始発表から
オセアニア通貨全般に堅調に推移しているので、ユーロドルショートの半分以上を
いったんユーロオージーのクロスにしてリスクを軽減。
ユーロドルの上値のポイントは1.2160近辺でしょうから、そのラインを超えると
いったん撤退でしょうか?
では、本日もよろしくお願いします。