おはようございます。
大阪セミナーにご参加いただいたた皆様、どうもありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
17日の海外市場は、「ドル安、円安」。
まず、ドル円。
米新築住宅販売件数の強い数字を受け、米10年債利回りが、3.83%まで上昇。
連れて、ドル円は94円台を回復。
 ドル円の流れは引き続きドル高。
ただ94円台は今月の米雇用統計をきっかけに調整がはじまったレベルであるため、反落に注意。
金曜日に大荒れとなったのがユーロドル。
まずギリシャが支援策を要請するとの報道で、ギリシャとドイツの10年物国債利回りスプレッドは534ベーシスポイントに急低下。
連れてユーロドルは大幅に反発。
しかし2年物のスプレッドは、970bp→835bp→930bpと大きな低下は見られず、ギリシャ問題は解決にはほど遠い状態。
個人的にはギリシャの支援要請の報道を受けユーロドルのショートは縮小したものの、利確しきれておらず、ちょっと後手に回った形。
ユーロドルは1.3250を一時下回るも、日足の終値ベースでは依然サポートとして機能している形なので、このレベルを日足ベースで下回らないと下落に勢いがつかないよう。
金曜日の大幅反発はショートカバーの要素が強く、今朝方はファンド勢いのユーロドルの売り戻しも散見されるため、本日の欧州時間のギリシャのCDSとユーロドルの動きに注目しています。
それでは、今週もよろしくお願いします。