ECBは予想通りdovishなスタンス。
まず、政策金利は据え置き。
フォワードガイダンスの文言を変更し、9月の利下げを示唆。
少なくとも2020年上期中は金利が現行「またはそれ以下」の水準にとどまると表明。
加えて量的緩和を再開する計画や、日銀のように金利階層化の選択肢も検討するとした。

さらにドラギ総裁は、見通しは悪くなる一方だと述べ、大規模緩和の必要性を示唆。

 

グローバルに金融緩和が進む中、ECBも金融緩和合戦に参加。

短期的な動きは、ECBの発表に向け、ユーロが売り込まれ、発表後に反発。
ユーロドルの安値は1.1102.
1.1100にバリアでもあるのか、ブレイクできずいったん反発しています。

ユーロ円はbuy the
factsの動きが激しく、120.05円の安値をつけた後、121.38円まで反発しています。
 

米国株は下落。
前日の決算が嫌気され、テスラが急落。
決算発表が相次ぐ中、S&Pは最高値から反落。
NYダウは0.5%下落し、27,140ドルでclose.

 

ECBが終了し、来週は今月最大のイベントであるFOMCが予定されています。

ECBの緩和スタンスに向け、ユーロがじり安の展開となっていましたので、この流れから考えると
FOMCにむけては、ドル安に傾くのではないか?と想定しています。

ただ、ユーロは・・・
 
(以下省略)
 

以上

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7/26、8:16配信
ECB も追加緩和へ

 

西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。