6日の米株市場ではS&Pが3日続伸。

要因はトランプ大統領がメキシコ製品への関税措置の発動を先送りするかもしれないと報じられたこと。
一部報道によれば国境警備を巡る両国の協議が続いているほか、メキシコ側がさらに時間を要求しているため、米政府は5%の関税措置の発動を遅らせることを検討している模様。

ただ状況はなお流動的で、ある米当局者は10日の関税発動が最も可能性の高いシナリオだが、短期間で終わる可能性も高いとのこと。

 
ユーロは反発。
ECBが事前に予想されたほど、dovishではなかったことが背景。
ドラギ総裁は今年のインフレと成長見通しを引き上げたが、リスクは依然として下方向に傾いているとした。

一方、トランプ大統領は、中国への威嚇を再開した模様。
中国からの輸入品3,250億ドル相当に追加関税を課す方針に関して、G20後に決断する考えを表明。
「習主席に会う。どうなるか様子を見ることになる。」とコメント。

ドル円は既報の61.8%(=107.75円)がどうしてもブレイクできず、値を戻し現在108.35-40円レベルで推移。

 
ユーロドルはデイトレで1.12台前半をlongにしてみたのですが、ECB前にスクエアにしており、
Swing positionはスクエア。

 
ドル円は108円台後半に戻せば、shortを追加する予定。

ドル円、日経先物のshort, put long.

 

以上

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6/7、7:56配信
メキシコ
西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。