ロス米商務長官は、米中は貿易戦争の終結を強く願っているが、
その結末は中国が経済改革を進化させ、

市場を一段と開放するかどうかにかかっているとコメント。

加えて、「米中は解決から何マイルも離れている」とした。(CNBC)

米国は巨額な対中赤字が縮小するまでは、

攻撃の矛先をおさめるつもりはないのでしょうが、

米株の動向をみながらこうした政治的な「押し引き」を繰り返すのではないか?と考えています。

ECBのドラギ総裁は、

「成長へのリスクは、下方向に転じた」とコメント。

ユーロドルは、

長らく1.1200~1.1500のレンジの中にスタックしており、

昨年のドル円のように膠着してきました。

今月ポンドが急伸しているため、eurgbpの下げが目立ちます。

ポンドドル、ポンド円ともいったん利益確定して、dip待ち。

ドル円はもう一段のdipを待っていた本邦機関投資家が諦めて

109円台ミドルでドル買いを行っている模様。

一方109.80-110.00円は本邦輸出勢のドル売りも待っており、

引き続き109円台での調整局面が続いています。

本日のNY cutです。

ユーロ・ドル: 1.1200 (4.04億ユーロ)、 1.1250(2.95億ユーロ)、

1.1275 (4.02億ユーロ)、 1.1300(13億ユーロ)、
1.1325 (6.58億ユーロ)、1.1335(2.6億ユーロ)、

1.1350 (5.37億ユーロ)、1.1355(5.56億ユーロ)、
1.1360 (7.93億ユーロ)、1.1375 (4.65億ユーロ)、
1.1385 (4.82億ユーロ)、1.1390 (4.15億ユーロ)、
1.1400 (14億ユーロ)
注目のストライク: 1.1350 (13億ユーロ期限1月28日)

ドル・円: 109.00 (7.94億ドル)、 109.25(3.67億ドル)、

109.50(3.25億ドル)、 110.00(12億ドル)、 110.25 (3.99億ドル)、
110.92(5億ドル)

ポンド・ドル: 1.2900 (14億ポンド)、 1.3200(3.79億ポンド)

ドル・加ドル: 1.3450 (8.5億ドル)

NZドル・ドル: 0.6850 (2.01億NZドル)
出所Bloomberg

ポンドがらみはいったんスクエアにした後、dip待ちですが、

週超えのriskをとりたくないので、本日はデイトレのみの予定。

ドル円のshortのみ。

以上

 

————
1/25、9:59配信 何マイルも離れている
西原宏一のシンプルFXトレード 有料メルマガの一部を抜粋してお届けしています。